演劇

ペピン結構設計『東京の米』

そして舞台は東京。米屋の主人がなくなり、跡取りの三人兄弟と米を産む女、その妹の「米」をめぐる物語。 ペピン結構設計はいつも胸キュンやせつなさを描くのがすごく上手だ。『東京の米』はそれに加えて、人間の体温を感じた。大袈裟に言えば、人が生きるっ…

アルカサバ・シアター『アライブ・フロム・パレスチナ』

演じられているのは彼らの日常を綴る、大きく分けて六つくらいのストーリー。見て衝撃を受けた。まず、生活を構成する要素が我々と全然違う。学校で子供の発する言葉は「マシンガン」「炸裂弾」など血なまぐさいものばかり。東京でプレゼントといったら洒落…